著書のご案内
日本の国と憲法 第三の選択


黒船の来航によって泰平の夢を破られて以来、
日本はほぼ半世紀ごとに三つの時代を
経験してきた。
明治維新による近代国家として
大成功、大東亜共栄圏の夢と破綻、
米国の傘の下での平和と
経済大発展とその物足りなさである。
私は本書を、二十一世紀を生きる孫子の代の、
日本の国家戦略を考える議論の出発点として
世に問う。
(「はじめに」より)



〜 目 次 〜
◇ はじめに 
  日本が国際的な尊敬を受けるふたつの財産


◇ 第一章
  護憲でも改憲でもない第三の選択がある

なぜ新たな憲法宣言を行うか
「21世紀憲法宣言案」
現行憲法の条文はそのままでよい
昭和天皇が日本国憲法に合法性を与えたという歴史の皮肉
国民投票こそが押しつけ憲法論を克服する

◇ 第二章
  新憲法宣言と直接民主主義

国会のイニシアティブで国民投票を広く実現
憲法改正手続きでも国民投票を重視
首相公選を考える
準公選が現実的か
衆議院は小選挙区・参議院は比例代表制で
最高裁判所に憲法裁判所としての機能を
道州制の導入も視野に

◇ 第三章
  「第九条」への前向き評価を出発点に

平和主義の看板を下ろすことに何の意味があるのか
人権についての個別規定は今や無意味
宗教について再整理を
10年に一度の定期的な憲法宣言を

◇ 第四章
  「日の丸掲揚・君が代斉唱」のグロテスク

ラマルセイエーズの歌詞の過激さ
国旗掲揚・国歌斉唱に変わる新しい形を
建国記念日・天皇誕生日をやめて二月一一日を皇室の日に
神武天皇は流浪の素浪人
日本統一は西暦三四六年か
王朝交替はなかったと考える理由

◇ 第五章
  皇統断絶の可能性と二一世紀皇室論

二〇四五年ごろ天皇空位の可能性
継体天皇即位以来の大事件
過去の女帝は独身か未亡人
最後は本人の資質が決め手になる

◇ 第六章
  現実的平和主義こそ国益を守る

普通の国になるのはもっと先でよい
「国民の歴史」をめぐる論争の意味と空疎
アジア諸国に反日政権を誕生させた愚劣と重み
どうしたら戦争を避けられたか冷静な分析を

◇ 第七章
  日本史は中国史の断片ではない

邪馬台国は日本国家のルーツでない
卑弥呼が中国語を理解したはずがない
邪馬台国は九州と見る方が自然だが
新二千円札に異議あり
台湾はいまでも日本領土として認めていない

◇ 第八章
  これから百年の日本・中国・朝鮮半島

中国国家の根本矛盾
南北統一後の日韓・日朝関係
漢字の統一・日韓リニア・アジア標準時

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