42.外交機密費事件は個人責任追及を

  このところ、日程が会わなくてご無沙汰していた「パックイン・ジャーナル」
(CS朝日ニューススター土曜日午前11時)にひさしぶりに出演。
愛川欣也さんの司会で、日刊現代の二木さんや朝日新聞の田岡さんたちと
二時間たっぷり議論した。

  中心は当然に外務省機密費とKSDと。
どちらも、その広がりと金額で戦後でもトップクラスの疑獄だが、
問題はどこがそんなに重要かということだ。

  今日は、外務省の方について書くが、外交機密費のような考え方が悪いとは思わない。
資源も軍事力もない日本は、もっと、情報収集活動にお金をかけてよいし、
情報源の秘匿には最大限の注意が必要でもある。

  しかし、外に出せないものであるがゆえに、内部でのチェック機能は
よほどしっかりして欲しかった。
もちろん、松尾室長なる人物がけしからないのは当然だが、
こんな穴だらけのシステムに誰がしたのか。
また、それをどうして改善できなかったのか。
それを納得できるように調査し、それぞれの人物の過失に応じた責任を問うべきだ。

  河野外務大臣以下、外務省総出で謝ったり
たいしたことない処分を受けるのは何のためにもならない。
河野外相は、エイズ事件における菅厚生大臣の立場である。
あのとき、菅厚生相が、「厚生省としてみんな悪うございました」といって
誰が悪いかを不問に伏すようなことをしなかったから彼は評価を高めた。
今回のこれまでのところの河野外相のあほさ加減は、
この人がリーダーとしての資質にかなり根本的な疑念を挟むものであろう。

41.上海蟹は世界一かどうかの論争   MENU   43.総理外遊の裏側を「暴露」?
© 2001 Kazuo Yawata . All Rights Reserved.