89.自民党総裁選挙その1〜各候補者の死角

  自民党総裁選挙がいよいよスタートだが、
いま、いわれている候補者それぞれの宿題と問題点を列挙する。
それぞれの候補者についてのよい所は別の機会に、
また、総理候補としての資質と関係ない話は別にして、
ここでは総理候補として本質的な問題だけを上げる。

橋本さん:
(1) 現在の不況の責任の大きな部分ある以上、
明快で曇りなき懺悔が前提として必要。
橋本政権の破綻のあと、「おなじ自民党でも180度違う」ことを
売りにした小渕さんで一息。
ちょっと、財政再建路線に戻した森さんでおかしくなって、
また昔のママの橋本さんでは自民党は国民を馬鹿にしている。
(2) 公明党、保守党はかつて橋本政権と対立し、
小渕さんが政策を変更したから政権に加わったのでなかったか。
両党は筋の通った対応を必要としている。
きちんと経済政策などについての条件を提示すべき。
(3) 中国人女スパイ(?)の問題。
これは、総理に復帰しようとするなら、
プライバシーを理由に語らないことは許されない。
正々堂々と真相を明らかにすべき。
普通の男女間のプライバシーと明らかに別の問題だ。
こうした場合、女性もプライバシー保護の対象ではない。
元外国の公安に働いたあと帰化した人が私人として
プライバシーを保護されるべきでない。
この女性と橋本氏は国会に証人喚問される覚悟がなければおかしい。
この女性と結婚した日本人男性は気の毒だが、
人生にはそういう運の悪いことはあるものだ。
(余談:弟の大二郎なら総理にすること大賛成だが)
小泉さん:
(1) 森派の会長として、森政権の失敗にどんな責任があるか、
反省をきちんとするのが先決。
たとえば、官房長官などの人事をみれば、
森首相の失敗は本人以上にまわりのスタッフのお粗末さが招いたものである。
少なくとも、加藤紘一の反乱のあと、福田官房長官を推薦し、
官房副長官を留任させたことについて小泉氏は全面的な責任がある。
(2) 郵政三事業について、私人としてでなく、
総理総裁候補として現時点での公約を明確にするべき。
(3) 首相になるなら私生活が「謎」では不安であり、ある程度の開示が必要では。
麻生さん:
(1)

経済財政担当大臣は大臣といっても、
大蔵大臣や通産大臣のようなラインの大臣ではないので、
力量見識は検証済みでない。
ブッシュを冗談で笑わせるのなら森さんにだってできる。
テレビなどで厳しい追及を受けて力量を積極的に示すべき。
英語力もテレビで生で披露したらよい。

(2) 次期参議院選挙、そして、総選挙が吉田茂の孫と鳩山一郎の孫の対決では、
いかにしても国民を馬鹿にしている。
少なくとも、鳩山さんが民主党党首である内は、
総理総裁になるのを勧めないが・・・。

  こうして宿題を並べていくと、とうてい、短期間ではこなせそうもない。
私は、今回は野中さんあたりが秋までの暫定政権を引き受けて、
秋にきちちんと手続きも政策論争もやったうえでやったらと思うが・・・。
ちなみに、秋だと、夏の参議院選挙でいま在野の人を当選させて候補にすることも可能。

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