112.塩川財務大臣も早期辞任を

  塩川正十郎・財務大臣が「ニュース・ステーション」で行った、
官房機密費を国会対策に使っていたという自らの証言を
「忘れた」と予算委員会で逃げたのには、あきれ果てた。
国際舞台などで丁々発止の闘いをするに十分な若さが頭脳にないのではないかと
憂慮していたが(宮沢さんは年齢にも係わらず大丈夫だったが)、
こんなことまで忘れているのでは、ポストに係わらず閣僚をつとめるのは無理ではないか。

  これに限らず、何千万もの国民が見ているテレビ番組でのやりとりについて、
「知らない」で済むのならなんのための国会論議か。
この内閣は無責任に過ぎる。

  田中真紀子外相は、自由党議員から「虚言癖」、「精神分析の対象」といわれたが、
まさにその通り。
アーミテージ国務副長官からのメッセージについて、
外務省事務方からレクチャーを受けたにもかかわらず、
「受けてない」などというのは、虚言癖か強度のノイローゼとみるべきだろう。
外交についての内容が分からないので、完全に「壊れた」のかもしれない。

  昨日も朝の大臣レクをキャンセルしたようだが、
閣僚にとって国会での審議がある日の朝のレクというのは、
とても大事な仕事なのである。
前日に判明した質問内容について、事務方が夜を徹して用意した答弁案を理解し、
もし、大臣が異議があるなら、その旨を説明して、
議論をすることで責任ある答弁ができるのだ。
それをキャンセルするなど、まっとうな精神状態にあるとは思えない。
一刻も早い辞任を求める。

  いずれにせよ、財務、外務両大臣の人選は致命的な誤りだとした
私の予想通りの展開だが、こんなことで喜んでも仕方ないし、ひどい世の中である。

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