143.小泉首相は外遊でお疲れのようだが

  欧米訪問中の小泉総理は、ちょっとお疲れのようだ。
そもそも強行日程のうえに、ロンドンでオペラ座の怪人、
パリでロメオとジュリエットを観劇では当然だろう。
だいたい、大事な外交日程の間に、こんな日程を入れたのは誰か。
外務省では、次官などより、主要国の大使が年次も上なので、彼らの意見が通る。
大使は総理など滅多にこないから歓待したがる。
その結果、総理は疲れ果ててしまうのだ。
かつて、ナポリ・サミットのときに村山総理がイタリア料理を食べ過ぎてダウンして、
会議を途中退席したという事件があった。
あのときも、腹をこわすようなことにした大使は罷免ものだと思った。
外交機密費などというより、国益を追求すべき外交の真剣さより、
「歓待」にうつつをぬかす大使たちの考え方をただすことの方がよほど大事ではないか。
本当の外務省改革とは、強力な外交を展開できる体制を作り上げることのはずである。

142.冷たいトマト・スパゲティ   MENU   144.サミットでの日本の役割は
© 2001 Kazuo Yawata . All Rights Reserved.