160.参議院比例区の報道に反省を

  参議院選挙の開票は、CS放送の「パックインジャーナル」のスタジオで見ていた。
小泉人気はいうまでもないが、一人区の場合には、
公明党が自民党についた以上は、もともと有利であるから、
27選挙区中25が自民党というのはそれほどもの凄い数字ではない。
2人区で自民党独占がなかったことも含め、議席数としてはそれほど驚くこともないし、
むしろ、戦い下手だったといってよいかもしれない。

  比例区については、テレビなどの報道の仕方にかなり問題ありである。
党名だけを書いた場合には、候補者名を書いた人たちに
選択をゆだねることになるのだから、いわば、権利行使を半分放棄したに等しい。
となれば、個人名を書くように促すような報道の仕方が
あってしかるべきであったのではないか。

  ところが、党についての報道が中心で、誰が候補者かもよく分からない始末。
投票所での表示の仕方も候補者名がよく分からなかったという感じ。
事前予想でも候補者別の予測をほとんどしなかったのも残念。
その結果、自民党の場合でいえば、10万票もとれば当選というおかしなことになった。
民意を反映しているとはとうていいえない。
どの党を報道の対象にするかも、基準がよく分からなかった。
それも含めて深刻な反省が必要でないか。

  そんななかで、目標を100%達成した公明党と、
選挙制度とか、報道での扱いをよく研究し、
悪条件下で6議席を獲得した自由党の小沢党首のしたたかさには脱帽。

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