247.ほどほどの理想主義の大事さ

  アフガン戦争を通じて、米国の超現実主義が目立つ。
反戦運動をした高校生は停学になるし、
テロ事件での死者はあきれるばかりの水増しだったし、
ビンダディンを非公開の軍事法廷で裁いて殺してしまおうとしている。

  最後の点など、フランスのバタンデール元憲法評議会議長もいっていたが、
「われ われが守ろうとしてきた民主主義に米国はそれほど自信がないのか」という気にな る。

  その一方、戦前の日本と米国を比較して、
「米国は正しい報道をし反対者にも寛容 で民主主義を何より大事にするから
戦争にも勝てたなどという」ような極端な戦前批判・米国礼賛が
かなり誤った知識に基づいていたことにも気づくべきだ。

  なにごともきれい事だけでは解決しない。
やはりプラグマティックなアプローチも否定してはいけない。
しかし、そうはいっても、理想を体現することに目先の利益だけで
不熱心では世界はよりよいものにならない。

  であるがゆえに、ほどほどの理想主義の大事さをいいたいのだ。

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