260.小泉支持率が下がる二つの可能性

  週末の「パックインジャーナル」で
「小泉政権が支持率を落とすとすれば何がきっかけか」と聞かれた。
私は「ペイオフによる大混乱と田中真紀子離任」のふたつだけは屋台骨を揺るがすだろうが
ほかは経済がどうなろうと高支持率が続くだろといっておいた。

  いまの調子だと構造改革路線のために経済が悪くなっても「抵抗勢力が悪い。
構造改革路線を徹底しないからだ」と言い張れば国民はそうだと思うだろう。
ただ、ペイオフで大混乱が起きれば因果関係がはっきりしているから
言い逃れできないと思うのだ。
ペイオフそのものに反対ではないが、混乱回避のために
もっとやれることがあるのではないか。
また、混乱がどうしようもなくなったときに一時取りやめなど速やかにできるかである。

  田中外相はある意味では安定してきた。
もはや国内的にも国外的にも誰も相手にしていないから何をやっても失点にもならない。
台湾が香港のような形で中国に吸収されるなどというのは、
それが日本外交のスタンスと誤解されれば大混乱だが、
誰もそう思わないから台湾の国会議員が少し騒ぐだけである。
もはや中国政府も真紀子外相に嬉しいことをいってもらっても
何の価値もないことを理解している。

  そうした外相を任命したことも、そのまま続けさせておくことも
首相の責任が問われる所だが、国民もワイドショーのネタとして楽しむことが
外相の仕事であると割り切っているようだ。

  しかし、そうはいっても、奇行がこれ以上エスカレートして
決定的な事件でも起こせばさすがに解任、辞任、改造などに踏み切らざるを得まい。
そのときに小泉人気がどうなるか。とくにワイドショーで小泉批判でもされては
20%くらい支持率が下がるのでないか。

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