342.FIFAワールドカップの人選
    ワールドカップの日本代表メンバーが発表された。ひとことでいえば、故障者続出などの中であわよくば優勝を狙うという意気込みのメンバーを組めずに、予選リーグ突破を慎重に狙うことに重点を置いたメンバーを選んだということだ。
 もし、ヨーロッパ遠征でよい成績だったら、いけいけドンドンの若い布陣も可能だっただろう。ただ、ノルウェー戦で三点連続失点のひ弱さをみせた以上は、予選を勝ちぬくというよりは、敗試合も大敗しないことに重点を置いたメンバーにするしかない。
 決勝リーグでは「波に乗る」ことがない限りは見込みがないから、今回のメンバーでは少し苦しいが、予選リーグにより大きな配慮をせざるを得ないだろう。
 中村俊輔が選ばれなかったことについては、それを予想していたマスコミもあって、「使い途がない」ということを明快に分析していた。日本人の監督だと、ワールドカップで必要かどうかということより「序列」を優先させるだろうが、インターナショナルスタンドードではその場における必要性優先だ。
 たとえ、「世論」から冷たく扱われても決然とした判断をするのがリーダーだが、政治も含めてそれができない日本人の前途は暗い。

341.阿南大使の発言について

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343.トルシエと瀋陽事件の報道センスの差

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