347.カメルーンが教えてくれたこと
  大分県中津江村へのカメルーン選手団遅延騒動は、アフリカについての日本人の認識をおおいに向上させた。愛すべき人々の暖かさと、貧困に苦しみまっとうな統治機構がワークしていない悲劇である。
 鈴木宗男のムルワカ秘書のパスポートが本物か偽物か分からないといったとき、ほとんどの日本人は、「そんな馬鹿な」といったが、パスポートというものも、ああいう政情不安の国ではいい加減な管理をしていても珍しいことでない。
 小泉総理はアフリカに行って大統領が約束の時間に会わないといって帰ってきたが、きっとそんなものだと知らなかったのだろう。
 鈴木宗男以外の政治家がアフリカに関心を示さないのは、利権を独占してほかの政治家の介入を許さないからだといった人がいたが、そんなものでない。逆に、アフリカをまじめにやろうという政治家が他にいなかったから鈴木宗男のような政治家に外務省も頼らざるを得なかったのだ。
 「アフリカを馬鹿にしてはだめだ」という情緒論だけでは何も解決しない。これを機会に、アフリカへの関心が高まれば幸いである。

346.瀋陽事件関係者の出国に思う

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