352.モリハナエ倒産と老舗
  「モリハナエ」が事実上破産したというニュースが流れた。日本のファッションの海外進出の先駆者であり、長い間、活躍されてきただけに寂しい。
 1980年代の始めにパリのタイユバンという三ツ星レストランで夫君と一緒に食事をしたことがある。華やかなハナエさんといかにも関西商人的な夫君との組み合わせが絶妙だった。夫君が先立たれたあとバランスが崩れたのだろうか。
 もっとも、ハナエモリブランドは商社の手に渡っていて存続するらしい。だいたい、海外のデザイナーはある程度、歳を取ると、ブランドの権利などをさっさと投資家に売ってアドバイスなどをするだけになる。売り時を間違えないことが成功の秘訣らしい。日本人はブランドを得ることに抵抗感が強いらしい。
 これはデザイナーだけでなく老舗などでもそうだ。あまり、ブランド力を消費するだけの売り手に売るのはよくないが、一方で、投資ができずにじり貧になる老舗も多い。私はもっと意欲的な人に老舗が売られることがあってよいのでないかと思うが。

351.KBSで5月26日(日)に放送された「どうする京都21」で…

MENU

353.経済特区構想の盲点

© 2001 Kazuo Yawata . All Rights Reserved.