道路公団問題について前回「パックインジャーナル」に出演したときに民営化委員会の委員がすべて東京の人であることは不当だと言うことを発言したらたいへん大きな反響をいただいた。
今回は「改革派といわれる知事さんがどうして凍結などに反対なのか」という議論から始まったが、最近のこの種の番組の通例に漏れず出演者が凍結論に賛成の人が多いのであまり冷静な議論にはならなかった。
ある東京近県出身の国会議員は「最近は自動車の性能も向上しているから地方では四駆で走れば舗装などしていなくても良い」というすごい議論を展開。ぜひこの議員の地元こそ道路の舗装をはがして欲しいものだ。
あとはいったん凍結して考えればいいというものだが、何十年も運動してきて、やっと建設が始まったら凍結してどうなるか分からないなどということが地方にとってどんなに辛いか分からないのだ。私はこれは正当な理由のない就職内定取り消しか、婚約破棄だと思う。いったん凍結して考え直すなどと平気でいうべき問題ではない。
もうひとつは、道路公団の経営についての問題を高速道路建設をやめるという方向にどうして結びつけるかである。公団をどうしようが国が建設を保証すべきである。
天下り人事批判も、しょせんは東京の金持ちの間のポスト争いに過ぎない。公団の人事については、私は天下り官僚だけでなく東京の人を排除すればよいと思う。
その意味で、郵政公社の総裁も東京の財界人だけはやめて欲しかった。