419.高速道路の制限時速を上げるべき
  高速道路についての議論で、最高速度について議論がされていないのはまことにおかしい。高速道路不要論の人々は、「最高速度八〇キロの高速道路と六〇キロの通常道路が走っていて高速道路を通る車は少ない」とよくいう。
 だが、最高速度の設定がおかしいのだ。歩行者も信号も交差点も対向車線の車もないにもかかわらず最高速度が二〇キロしか違わない設定になっているのは何故なのだろうか。
 私の家の近くでも名神高速道路は八〇キロだが、平行する琵琶湖の湖岸道路を猛スピードのトラックなどがうなりを立てて走っている。湖岸の公園に子どもたちを遊びにやるのはいささか心配である。しかも、スピード違反の取り締まりは明らかに高速道路での方が厳しい。だから、通常道路では時速一〇〇キロ、高速道路では八〇キロ内外で車が走っていたりする。
もちろん、高速道路における事故防止のために車間距離についての取り締まりを強化するといったことはするべきだろうが、最高時速はせめて一〇〇から一二〇キロくらいにして実質的に通常道路と40キロくらいの差はつけたい。そうすれば高速道路を使用する意味も出てくるし通行車両も増えるだろう。
 ドイツではアウトバーンでは速度無制限である一方、通常道路のスピード制限はたいへん厳しいが、そちらが筋ではないか。日本では逆に高速道路での取り締まりに普通より厳しいノルマがあるのだろうか。

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