425.海外ニュースとプライバシー
  宇多田ヒカルの結婚についての報道で、ワイドABCは写真を出したが、MBSのちちんぷいぷいは写真なしだった。写真を出演者に見せて、「皆さんにはお見せできません・・」といいつつ出演者があれやこれや批評していた。相手の男性を一般人と解釈したのだ。
 報道における一般人のプライバシーの保護とか人権の尊重について、日本の基準は厳しすぎるのでないかということを書いたことが何回かある。
 しかし、海外ではもう少しおおらかなのでないか。米国では刑務所の中の取材を認め受刑者が顔出ししている。先日は英国のBBCのニュースで「保存された受精卵の破棄を元夫が求め妻が拒否している」という事件で双方の当事者が名前も顔も出ていた。
 これなど滑稽な話で、海外のことなら日本のテレビは同じプライバシーについての基準を適用せずにそのまま放送するのだから変なのである。
 私は、たとえば、婚姻関係のように正式に役所に届けられているものがプライバシーの扱いを受けるのはおかしいと思う。また、「公人」と一般人の間での極端な差もおかしいし、長者番付のことなど、税金をたくさん払えば所得が公開され、払わなければプライバシーとして保護されるのはいかなるバランス感覚によるのか理解に苦しむ。
 広すぎるプライバシーの保護は情報化を進める支障になり日本の経済にも悪影響をもたらすであろう。また、他人と違うことを隠す自由を認めすぎると「違いを認め合う」ことができなくなる。グローバルスタンダードに基づくようなプライバシー保護の基準を作るべきだと思う。
 

424.韓国の拉致被害者と真相究明

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