474.民主党代表交替は日本経済再生のきっかけになりうる
  民主党代表選挙については、12月5日(木)付けで論じたところである。岡田克也氏が総理候補足りうる人物であることを認めつつも、今回の代表選挙での立候補に疑問を呈したものであった。
 理由の第一は、日本を代表する富豪の一人である鳩山家からやはり我が国屈指の大企業オーナー一家への継承では左派政党としての側面をもつ民主党への信頼をゆるがすものであり岡田氏にとってはこのような不幸な形で表舞台に立つことは決して将来のためにならないというものであった。第二は、岡田氏があまりにも一般国民から知られていないことであった。準公選的なあり方を本来の姿とするところ、今回は、国会議員の投票で選ぶのだが、そこで一般国民に十分に知られていない人を選ぶのでは、民主党の党首選びの理念は何かということになる。
 そういう意味で、岡田氏が負けて、幹事長という立場で将来の総理候補として国民に真価を問う機会を得たことは岡田氏のためにもまことに好ましいことなのである。
 一方、菅氏が代表になったことで、野党の結集は非常にやりやすくなる。民主党と自由党だけでなく社民党も巻き込んだ動きにするには岡田氏では無理であるが、菅氏なら現実味が出てくる。
 さらに、菅氏は経済政策については、小渕内閣以来、モラルには厳しいが、一方で景気重視である。日本の経済の失速の主因は、小渕内閣の景気重視路線から森、小泉の財政重視路線への転換が行われたことであるが、これを影で支えたのが民主党代表が菅氏から財政重視の鳩山氏へ交替したことであった。それが、鳩山氏から菅氏に戻ったことは日本の経済政策が正道に戻る逆のきっかけになることを期待したい。 

473.韓国大統領選挙で与党候補が首都移転を提案

MENU

475.虫垂炎騒動顛末記 

© 2001 Kazuo Yawata . All Rights Reserved.