23.ミレニアムより21世紀のほうが性に合う日本人のスケール

  20世紀最後のクリスマスということで、日本ではなかなかの大騒ぎである。
しかし、海外ではそれほどでもない。昨年、2000年の到来ということで世界中が
大騒ぎしたので、大晦日ももうひとつということになりそうである。
日本人は21世紀のほうに関心があるらしいが、
やっぱり日本人は考えることのスケールが小さい。
100年のことを考えるだけで精一杯で、1000年などといってもピンとこないのだろう。
残念なことである。

  ところで、今年は西暦2000年だからキリストが生まれて
2000年たったのかというとそうでもない。
今年はキリストさまが数え年で2000歳ということである。
つまり、来年のクリスマスこそが、キリストの2000回目の誕生日ということになるのだが、
そういう意味でのお祝いはあるのだろうか。
仏教の場合の、生誕500年とかなん回忌とかは数え年だろうか。
知っている方がおられたら教えて下さい。

  今年は、中東情勢がややこしくなって、聖地ベツレヘムは閑散としていたそうだ。
来年こそ、平和のなかで2000年目のクリスマスが祝えるとよいのだが・・。

  クリスマスといえば、さすがに、パレスティナにいったことはないが、
1980年のクリスマスをローマで過ごしたのは終生の思い出である。
地理的には離れていても、ローマにいると時空を超えてキリストの時代が実感できる。
小さな教会に飾られたクレシュというキリスト生誕を再現した飾りが美しく、
2000年前の聖地がすぐそこにあるような気分にさせてくれた。

  クリスマスイブも午後九時を過ぎると、地下鉄まで停まって、みんな家に帰る。
そして、12時からのミサはおごそかである。
イタリア人の友人の家からテクテク歩いてバチカンでのミサに行った。
テレビ用のライトに煌々と照らされたサンピエトロ寺院の三時間半にもおよぶミサは、
古代より、ルネサンスの栄華の残照だったが、
世界中から集まった信徒たちの感激ぶりはなかなか感動的であった。

22.来年度予算案は財政再建路線への
急転換。少し心配だが・・
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