24.相撲協会は公益法人を返上すべき

  若乃花がタレント活動に専念するために協会を退職した。
彼の生き方の是非はともかく、いまの相撲協会のあり方は、根本的に改めるべきものだろう。
いまのような封建的な状況では、公益法人などにしておくべきでないし、
公は関わりをもつべきでないのではないか。

  学生出身力士が品格などからみて劣っているとも思えない。
ならば、少なくとも、18歳以下のプロ力士などとるべきではない。
日本が貧しかった時代には、ハングリーな少年が特殊な徒弟奉公のもとで
頑張って名を挙げ豊かになる道も必要だっただろうが、
そんなやり方はどの世界でもなくなってきている。相撲の世界だけで必要だと思えない。

  ほかのスポーツと同じように、相撲の名門校や民間のクラブがあって、
そこで、有望な少年を少年を育てればよいのではないか。相撲が特別な理由は何もない。

  部屋制度というのもおかしなものだ。
元力士の天下り先ということだが、それなら、年寄株の売買などという習慣はやめるべきだ。
親方、おかみさんなどという素人に若い力士の教育、生活指導、健康管理、
経営管理などやらせるのが無理なのである。

  ひとつの部屋に入れば、相撲を続ける限りは事実上変われないなどというのも、
人権侵害もいいとこである。

  どんな商売でも、「おかみさん」制度などうまくいかなくなっている。
「おかみさん」というものの適任者がたまたま親方夫人になっておればそれもよいが、
そうと限るものではない。とくに二子山部屋の「お嫁さん」たちには無理な相談だ。

  昨年は、大阪場所で太田知事が土俵に上がってよいかどうかということが問題になったが、
ああいうことを続けるなら公益法人を返上すべきであろう。
少なくとも、どうしても土俵に上がらせないというなら、府庁に受け取りに来させるべきだろう。

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