246.ユーロ紙幣への切り替えに注意

  11月の欧州旅行では、すでにユーロの世界に突入しているのにびっくり。
ユーロ通貨には新年から切り替わるのだが、ヨーロッパでは夏休みを境にして、
学校もビジネスも模様替えをする。
だから、秋から始まった秋冬物シーズンは途中でユーロ時代に突入するのである。
そんなことで、シーズン途中で値札を書き換えるわけにも行かず、
すでにユーロ表示がメインで、括弧書きでフランが添えてあった。

  来年になるとユーロ紙幣が出回り、ごく短期間でフランやマルクは使用禁止、
そして、来年前半には交換も停止になる。
日本国内でフランやマルクを持っていると、東京三菱銀行では二月末で交換停止にする。
しかも、フランやマルクをユーロにするにはドルから円といった
異種通貨と同じように手数料を取る。
大使館では「ヨーロッパ代表部に聞いて欲しい」といい、
欧州委員会の代表部でも「それぞれの銀行に個別に問い合わせて頂くしかない」という
他人事のような答えで、一般人は知らない間にかなりの手持ち現金が紙屑になったり、
高額の手数料を取られたりで踏んだりけったりになりそうである。

  ヨーロッパ人たちもユーロへの切り替えに備えている。
とくに、スペインやイタリアなどとくにそうなのだが、通貨切り替えによって
アングラマネーが表に出ざるを得ないことを反映して、モノに変えようと言う動きが急である。
このためにダイヤや宝石、骨董品や不動産までがよく売れているようだ。

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